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北海道から戻って早々、採集に出かけました。無茶で体に少しガタが来そうです… パキピドは以前、偶然飛翔していた雌をネットインしたことがあっただけで、発生しているウロを自分で見つけて採ることがずっと目標でした。 今日、N先生にこの目標を実現するチャンスを頂きました。まずN先生謹製の御神木のトチノキでパキピドの発生しているウロの状態を頭に入れ(ついでに少し摘まませて頂き)、いざ探索となりました。 急斜面を登り、ウロのありそうな太い木をひたすら探します。まず幸先よく、N先生が以前マークしていた(採れたことはなかった)というシナノキから1雄転がり出てきました。次にN先生の見つけたミズメのウロからまた1雄転がり出ました。そろそろ自分でウロを見つけなければ…と思っていたところ、斜面に私が入れるほど大きなウロを持つトチノキを見つけました。これは…と思ったら、ついに2雌が出てきました。このウロはmukade(がパキピド持って中から出てくる?)ウロと名付けられ、後々まで虫屋に利用されることに…なるかはわかりませんが発生しているのはほぼ間違いなさそうです。既に採れていた産地ではありましたが何とか新しいウロを見つけられ、さらに探索のコツも掴めた充実した日となりました。次は新産地を見つけたいところです。 同行のOさん、そして何よりN先生に感謝! この日はしょっぱなから渡渉をミスって川に落ち、ウロ内にクマのごとく潜り込みカマドウマシャワーを浴び、カマドウマの落とすウロフレークも顔面に頂戴し、挙句の果てにカマドウマに唇を噛まれ(少し腫れた)、ウロの壁面で全身ドロドロ、足場の不安定な急斜面で何度となく足を滑らせ、長い林道歩きもあり足もヘトヘトになりました。珍種の新規開拓は楽ではないと改めて実感。 ヒゲブトハナカミキリ雌 2011年8月6日 山梨県 生態写真はチャンスを逸してしまいました。来年以降の課題です。暗いからストロボ、三脚が必要そうです。
by oozumukadek
| 2011-08-06 23:32
| カミキリ
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